2017年実施の教学部初級・青年3級試験の出題範囲である「一念三千」(教学入門から)の練習問題です。
練習問題の内容は、重点部分に的を絞って作られています。
「一念三千」の重要な部分について
教学部初級(青年3級)試験の出題範囲である「教学入門」のうち、「一念三千」の範囲について、具体的に以下の諸点が重要である旨が公表されています。
- 「一念」とは、私たち一人一人の瞬間瞬間の生命のこと。
- 「三千」とは、「諸法(全ての物事・あらゆる現象や働き)」のこと。
- 上記の「一念」に、三千の諸法が具わり、その一念が三千の諸法に遍く広がることを説いているのが「一念三千の法理」。
- 「一念三千」が説かれたことで、私たち自身の一念が変われば、自身を取り巻く環境も変わり、ついには世界をも変えていけることが示された。
- 一念三千の法理は、希望と変革の原理である。
- 「一念三千」の研鑽では、その構成と意味をしっかり理解する(十界互具×十如是×三世間)。
上記の重要事項を加味して、「一念三千」の範囲について、以下に練習問題を掲載します。
「一念三千」からの出題(練習問題)
【問1】「一念三千の一念とは、私たち一人一人の瞬間の生命のこと。三千とは、【 A 】のことで、現実世界のあらゆる全ての現象やはたらきのこと」、の文の【A】に入る言葉は何か?
【問2】「瞬間の生命、つまり【 B 】に三千の諸法がが具わり、【 B 】が三千の諸法に遍く広がることを説いたのが「一念三千」の法理である」、の文の【B】に入る言葉は何か?
【問3】「池田先生は小説・人間革命のテーマを『一人の人間における偉大な【 C 】は、やがて一国の宿命の転換をも可能にする』と記されているが、これは、一念三千の法理の意義を現代的に表現したものである」、の文の【C】に入る言葉は何か?
【問4】一念三千の法理は、観る角度が異なる3つの法理を合せて総合したものである。その3つの法理とは何か?
【問5】一念三千の法理を構成するもので、衆生の生命境涯が3つの違う次元で現れることを説いた法理を何というか?
<練習問題の解答>
問1:諸法
問2:一念
問3:人間革命
問4:①十界互具、②十如是、③三世間
問5:三世間
▼練習問題の目次リスト▼
- <御書2編>
- 立正安国論【練習問題】
- 佐渡御書【練習問題】
- <教学入門>
- ①法華経 及び ②日蓮大聖人と法華経【練習問題】
- ③一念三千【練習問題】
- ④御本尊と受持即観心【練習問題】
- ⑤地涌の使命と実践【練習問題】
- <世界広布と創価学会>
- ①仏教の人間主義の系譜 及び ②日顕宗を破す【練習問題】
- <初級・3級過去問対策(2014年)>
- 青年教学3級(初級試験)2017の過去問題(2014年)