青年教学3級(初級試験)

御本尊と受持即観心|初級・青年3級試験2017【練習問題】

2017年実施の教学部初級・青年3級試験の出題範囲である「御本尊と受持即観心」(教学入門から)の練習問題です。

練習問題の内容は、重点部分に的を絞って作られています。

「御本尊と受持即観心」の重要な部分について

教学部初級(青年3級)試験の出題範囲である「教学入門」のうち、「御本尊と受持即観心」の範囲について、具体的に以下の諸点が重要である旨が公表されています。

  1. 「御本尊と受持即観心」では、あくまでも『御書』を通して御本尊の意義等を学ぶ。
  2. 「一生成仏」とは、どんな困難にも負けない絶対的幸福境涯のことである。
  3. 日蓮大聖人の仏法を信仰する目的は、その「一生成仏」の今日が期を築くためである。
  4. そして、その信仰の根本は、大聖人が顕された「南無妙法蓮華経の御本尊」である。

上記の重要事項を加味して、「御本尊と受持即観心」の範囲について、以下に練習問題を掲載します。

「御本尊と受持即観心」からの出題(練習問題)

【問1】本尊の意味は、根本として【 A 】するもののことを言う。【A】に入る言葉は何か?

【問2】「万人成仏の根源の法である南無妙法蓮華経は、仏の境涯を開き顕す【根本原因】であるので【 B 】という」、の文の【B】に入る言葉は何か?

【問3】「御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えれば、自分自身の【 C 】が呼び起こされるだけでなく、宇宙の万物の【 C 】もまた呼び起こされる」、の文の【C】に入る言葉は何か?

【問4】「日蓮が【 D 】をすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ、仏の御意は法華経なり日蓮が・たましひは南無妙法蓮華経に・すぎたるはなし(御書:経王殿御返事1,124ページより)」、の御文の【D】にはいる言葉は何か?

【問5】『御本尊は自身の仏界を現実に映し出す「【 E 】」である』、の文の【E】に入る言葉は何か?

【問6】日蓮大聖人は、南無妙法蓮華経の御本尊を漫荼羅として顕すにあたり、法華経に説かれる「ある儀式」を用いている。ある儀式とは何か?

【問7】「十界互具の法理から、仏の境地には元から十界の全てが具わり、十界本来の優れた特性を発揮している様が御本尊には示されている。ゆえに、南無妙法蓮華経の御本尊は十界【 F 】の漫荼羅である」、の文の【F】に入る言葉は何か?

【問8】『成仏の根源の法を覚知された日蓮大聖人は、妙法弘通による難を慈悲で忍び、御自身の凡夫の身の上に、成仏の姿と振る舞いを事実の上で示され、その仏の境涯を御本尊に顕された。ゆえに、南無妙法蓮偈経の御本尊は、「【 G 】の一念三千」と拝する』、の文の【G】に入る言葉は何か?

【問9】「竜樹天親等・天台妙楽等だにも顕し給はざる大曼荼羅を・末法二百余年の比はじめて法華弘通の【H】として顕し奉るなり(御書1,243ページ)」、の御文の【H】に入る言葉は何か?

【問10】「日蓮大聖人は、いかなる人でも成仏できる方法を説かれた。それは、南無妙法蓮華経という「あらゆる仏が成仏する時に覚知した根源の法を顕された御本尊を信じ【 A 】して題目を唱えていくという方法であられた」、の文の【A】に入る言葉は何か?

【問11】「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す我等此の五字を【 B 】すれば自然に彼の因果の【 C 】を譲り与え給う(御書全集246ページ)」,、の御文の【B】と【C】に入る言葉は何か?

<練習問題の解答>

問1:尊敬
問2:仏種
問3:仏界
問4:たましひ(たましい)
問5:明鏡(めいきょう)
問6:虚空会の儀式
問7:具足(ぐそく)
問8:事
問9:はたじるし
問10:受持(じゅじ)
問11:B⇒受持、C⇒功徳

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