青年教学3級(初級試験)

仏教の人間主義・日顕宗を破す|初級・青年3級試験2017【練習問題】

2017年実施の教学部初級・青年3級試験の出題範囲である「世界広布と創価学会」の内容、「①仏教の人間主義の系譜、及び②日顕宗を破す」からの練習問題です。

練習問題の内容は、重点部分に的を絞って作られています。

「世界広布と創価学会」の重要な部分について

教学部初級(青年3級)試験の出題範囲である「世界広布と創価学会」の範囲について、具体的に以下の諸点が重要である旨が公表されています。

  1. 仏教の人間主義を受け継ぎ世界に広めている創価学会と、この人間主義と正反対の日顕宗の、両者の違いを明確にする。
  2. 「日顕宗を破す」では、日顕宗の主な邪義の破折を学ぶ。
  3. 彼らの破義が、いかに御書に説かれた教えに違背しているのかを理解する。
  4. 日顕宗の邪義を、【御書を通して】破折する力を培う。

上記の重要事項を加味して、「世界広布と創価学会」の範囲について、以下に練習問題を掲載します。

「世界広布と創価学会」からの出題(練習問題)

問1は「仏教の人間主義」から、問2は「日顕宗を破す」からの練習問題です。

【問1】:下記の文章の、[A]・[B]・[C]・[D]・[E]に入る言葉は何か?

釈尊は「[A]」と呼ばれる。「[A]」とは古代インドの言葉で「目覚めた人」という意味であり、仏教の教えの中核は、釈尊が目覚めた「法」にある。

釈尊が法に目覚め、覚知したことは、自己の本来的な「尊厳性」であった。尊厳性に無智な人々は、自己中心的なエゴイズムに陥り、他の不幸を省みずに自己の幸福を追求しようとする。このエゴイズムこそ「根源的な[B](無明:むみょう)」である。

釈尊は、この無明から脱却し、自己の本来的な「尊厳性」、つまり、本来の清浄な生命に立ち返ることが、人間らしく生きる最も尊いことであると教えている。

「[C]」の基本精神とは、自己の尊厳性に目覚めることで、他者の尊厳性を知り尊敬していくこと。[C]と智慧を根幹とする大乗仏教の精髄こそ法華経である。

人間の真の幸福と尊厳を実現する本来の仏法を継承し、「南無妙法蓮華経」の唱題行と御本尊を顕し、いかなる大難にも屈せず、民衆救済の実践を「法華経の教説」どうりに実践した日蓮大聖人こそ「[D]」である。

そして、日蓮大聖人の思想と行動を、命を賭して、現代に蘇らせたのが、牧口先生、[E]先生、池田先生という創価の三代の会長である。

【問2】:AからFの御文は、下記①~⑥の、どの日顕宗の邪義を破折する御文か?

(↓邪義↓)
①法主信仰の邪義
②腐敗堕落
③僧俗差別
④誤った血脈観
⑤化儀の悪用
⑥広布破壊の謗法

A:「日本国の一切衆生に法華経を信ぜしめて仏に成る血脈を継がしめん(御書1,337ページ)」

B:「大願とは法華弘通なり(御書736ページ)」

C:「法師の皮を著たる畜生(御書1,386ページ)」

D:「僧も俗も尼も女も一句をも人にかたらん人は如来の使と見えたり(御書1,448ページ)」

E:「時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事(御書1,618ページ)」

F:「過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり(御書1,423ページ)」

▼練習問題の解答▼

▼【問1】の解答▼
[A]=ブッダ
[B]=無智
[C]=慈悲
[D]=法華経の行者
[E]=戸田

▼【問2】の解答▼
A:④誤った血脈観
B:⑥広布破壊の謗法
C:②腐敗堕落
D:③僧俗差別
E:①法主信仰の邪義
F:⑤化儀の悪用

▼練習問題の目次リスト▼